オフィスエコクラブとは、会員の事務所などから排出される事業体系古紙(ダンボール、コピー用紙、シュレッダー済紙、雑誌、新聞等)について、単独の事業所では量が少ないためその回収・リサイクルが難しかったものを、共同でルート回収するものです。
会員は、単独で行政回収に出すよりも、廃棄コストを抑えることができることはもとより、焼却処理からリサイクルに回すことで循環型社会の構築にも貢献することができます。同様の活動は、東京23区、多摩市、仙台市、名古屋市、尼崎市など多くのオフィス街において既に取り組まれており、一定の成果をあげております。
尚、「ながさきオフィスエコクラブ」の事務局は長崎県中小企業団体中央会が担当しておりますので、お気軽にお問合せ下さい。
クラブ設立にあたりましては、平成15年度から事業所、商工団体、行政関係者、(長崎県、長崎市)で構成する研究会等で検討を重ね、平成16年度からは「ゴミゼロながさき推進会議」の「事業系古紙リサイクル推進部会」として協議を続けてまいりました。
その結果、事業系古紙を排出する事業者側の連携組織として平成19年3月に「ながさきオフィスエコクラブ」が創立(会員数:113社)され、古紙業界団体である「協業組合長崎市古紙リサイクル回収機構」を回収事業者として指定して、実質的に平成19年4月から本格的にリサイクルルート回収を実施しております。
また、この「ながさきオフィスエコクラブ」の取り組みは、本県でのモデル的な取り組みとして高く評価できるものであり、他の地域の模範となるものと期待されております。
古紙発生量が比較的少ないオフィスでも参加しやすいようにした古紙分別回収システムが「ながさきオフィスエコクラブ」です。
古紙業界団体である本組合と協力して事業系古紙(1.新聞、2.雑誌、3.ダンボール、4.シュレッダー済古紙等)の効率的な回収を行うことを通じ、ゴミのない資源循環系の長崎県「ゴミゼロながさき」の実現に寄与することを目的としています。